リデライトオーディオのブログ(仮)

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【レビュー】QEDのスピーカーケーブル「Signature Genesis Silver Spiral」を試しました

今回はオーディオケーブルメーカー「QED」のケーブルについてレビューを書いてみたいと思います。

QEDはイギリスのオーディオメーカーで、主にスピーカーケーブル、ラインケーブル、USBケーブルなどを製造しており、日本では、イースタンサウンドファクトリー社が総合代理店を務めています。

【1】QEDについて

私がQEDのことを知ったのは、恥ずかしながら結構最近でした。きっかけは、QEDがオーディオを科学的に考察し公開している「Genesisレポート」を知ったことでした。

「オーディオはオカルト…」とはよく揶揄されていることですが、そんな折りにGenesisレポートを知りました。全編英語ですので、Google翻訳を使いながら中身を読んでみましたが、なかなかボリュームがあり読み応えもあります。

今後、かいつまんで紹介ができればと思いますが、いろいろ興味深いことが書いてありますので、時間がもしおありでしたら…。

【2】「Signature Genesis Silver Spiral」レビュー   

さて、それでは今回お借りしたケーブルについて、レビューしてみたいと思います。今回、お借りしたのは「Signature Genesis Silver Spiral」です。

Signature Genesis Silver Spiralは、2.0mの場合、バナナプラグ-バナナプラグの仕様で、税込定価48,510円です。ケーブルの導体は99.999%無酸素銅を採用しており、QED独自のAirlockプラグが採用されています。

AirlockプラグはQEDケーブルの特徴となっています。

これは特殊な工具と認定エンジニア(!)の手により、ケーブルとプラグを超圧着することが特徴で、この処理によって導体の接合部から空気が取り除かれ、プラグ内の導体接触面が酸化されるのを防ぎ、低抵抗をキープできるとのことなのです。

つまりケーブルとプラグはひとつの金属のようになり、ケーブル/プラグ/機器端子の一連の間で、抵抗が発生するのはプラグと機器端子間となります。下の参考画像はその断面画像となっていますが、見ての通り、ピッチリと導体で埋め尽くされています。ハンダ等で結線されていないので、信号伝送がとてもスムーズにできそうなことは想像に難くないですね。

QEDスピーカーケーブルの断面図

【3】実物写真

次はケーブルの実物写真です。

QEDのスピーカーケーブル、Signature Genesis Silver Spiralの画像


写真で見ていただいて、分かりますでしょうか?外径が16.6mmという仕様の通りで、現物を見るとかなり太さがあって固さもそれなりに感じられます。スピーカーの後ろに隙間が無いとケーブルの取り回しが結構大変かもしれません。太さがあっても、Purist Audio Designのように柔らかめであれば、そこまで取り回しは難しくないのですが、このケーブルは被覆がビニール製であることも含め少し固いですね…。

【4】音質について

ではケーブルを交換してみます。しっかり聴き込んでみて感じられるのは、高音域の明瞭さがはっきりしてくることです。

音像に以前から貼り付いていたサビが取れたような感じで、高音の明瞭さ、クリアさが改善されたようでした。低音域の響きが強くなるなどはあまり感じられませんでしたが、全体的には響き加減が締まる傾向にあるように思います。

またQEDのケーブルに使われている導体は、ほぼ99.999%無酸素銅のようです。所謂、PC-Triple Cや6N銅、7N銅などでもないということは、音を形成するのは導体素材ではなく、そのメーカーの技術力というメッセージのようにも個人的に感じられます。特にGenesisレポートなどを公開していることも含めると、尚更ですね…。

今回は、QEDのSignature Genesis Silver Spiralをご紹介しました。取り回しは少し癖がありますが、美しいサウンドと思いました。

お読みいただき、ありがとうございました。